朝７時　２．６度　晴れ（上松）。赤沢　０．７度。雨上がりが早過ぎたのか、結構冷え込んでいます。雨が朝まで残っていたら、暖かな朝だっのかも知れませんが、夜の内に雨上がり下から寒い朝になっています。写真は、赤沢の入り口付近です。県道を走って左折をすると赤沢街道に入るのですが、その入った所にある橋の上から今の景色を写しました。まだ葉も多く、紅葉らしき雰囲気は見る事が出来ています。こんな景色も赤沢へ到着する頃には、冬景色に変わってしまいます。堀川のおじさん夫婦も汗を流しながら、車に残った板や箱入り物を積み込んでいました。「午後雨だから　今の内にやらんとな」。営業期間には見られない様な、穏やかな顔になっています。もう一枚は、一枚目の写真の場所から１㎞位上がった所に流れ込んでいる源流です。「緑になるのは半年後か・・・」。今日の日捲りは「惚れた病に薬なし」です。

朝７時　７．９度　薄曇り（あげまつ）。６．０度（赤沢）。今日は雨なのでしょうか、どんよりした薄雲が掛かっています。赤沢悠久の森も昨日で閉園になり、今日から後片付けが始まるのでしょうか？。「去来荘の引っ越しと違って、品物の搬出だけだから２日で終わるよ」とは、堀川土産店のおじさんです。おじさんも来年は７９歳になるのかな？来春も元気に店明けをしてくれる事を願うばかりです。写真は、カラマツの紅葉です。赤沢には余り多くないカラマツですが、見事に黄色く色付いて、今年の秋の終わりを告げています。この木の下に出る「カラマツイクチ」ですが、今年は大不作で私を悩ませてくれました。全てのキノコが不作の年だったから、これほど苦労した年は記憶にない位です。もう一枚は、ＮＯＲＡ姫です。一緒に引っ越したのですが、散歩は毎日赤沢まで出掛けています。ＮＯＲＡ１４歳、相変わらず元気なんです。今日の日捲りは「己の欲せざる所は人に施すなかれ」です。

朝６時　５．５度　曇り（上松）。赤沢　３．９度。外の気温が６度近くまであると、慌ててストーブに火を点ける事もないけど、先ずは薪ストーブ焚きなんです。薪の炎は暖かいだけではなく、なんか心癒されるのです。下山して上松の生活が始まったのですが、人口の少ない町なんだけど、なんか「ザワザワ」してる感じがして、赤沢の様に落ち着きませんね。写真は、昨夜の月です。５日目頃の月でしょうか、近くに火星と西の空に金星を従えて浮かんでいました。西の空は開けてるけど、星の見える数は赤沢の半分位でしょうか。もう一枚は、たこ焼きならぬ、エビ色々焼きです。具は、ネギ　紅ショウガ　煎りこんにゃく　チーズです。二人だからこうして半分ずつ焼きます。そうそう、お客様に頂いた子持ちアユの甘露煮も小さくして焼いたら、ネギとマッチして美味しいアユ焼きでした。大阪の人には考えられない事なんでしょうけど、本物を知らない自分達には、楽しく美味しい「焼き物」なんです。今日の日捲りは「政を為すは人にあり」です。昨日は「弘法筆を選ばず」でした。

朝６時　３．１度　晴れ（上松）。１．４度（赤沢）。そんなに気温差が無い様に感じる数字ですが、随分と暖かく感じる上松の朝です。「おはようございます」。昨夜から標高７０８ｍ、上松の住民になりました。赤沢の標高が１０８０ｍだからその差は約３００ｍ。気温は標高１００ｍで１度の違いと言われてますから、今朝の気温差も納得出来ますね。下山して最初の仕事は薪ストーブに火を点けて、炎を見ながらコーヒーを一杯飲み「お疲れ様」「・・・・」。「どうしてこんなに引っ越しが疲れるのよ」。年に２回は引っ越しをするベテランなのに、ほんと下手なんです。初日の朝から慌ただしく消防車のサイレンがけたたましく鳴り、近くの道路を走っています。どうも消防訓練の様ですが、何もない静かな赤沢と違って、「これが生活をする」と言う事のようです。写真は、昨日の赤沢の朝です。その美しさは表現の仕様もないもので、霜に朝日が当たり其処から靄がベールとなって流れ、朝日の筋が差し込んで来るのです。何枚も写したのですが、上手く撮れていませんでした。今日の日捲りは・・・日捲りを忘れて来ました。

朝５時　２．８度　晴れ（赤沢）。テラスの屋根の下の測定で２度だから、外気温は氷点下になってるのでしょう。外に置いてある水を張った器は、連日凍結しています。今日は後片付けの総仕上げをして、上松へ下山する積りですが、順調に片付けられるのでしょうか？。まだ冷蔵庫の掃除が残っていて、女将はヒステリックになっています。写真は、初冠雪の御嶽山と駒ケ岳です。御嶽山は冠雪していますが、駒ケ岳は霜ではないのかと思えますが・・・良く分かりません？。御嶽の冠雪ですが昨年は赤沢に居る間には冠雪しなかったみたいで、記録が残っていないのです。１１月の中頃に三山を写した写真が残っていますが、この頃も白くなっていないから、今年は随分と早い冠雪かも知れません？。今日の日捲りは「好きこそ物の上手なれ」です。

朝６時　－０．７度　晴れ（赤沢）。氷点下の朝です。勿論、外は凍結と霜が降りていて、信じられない様な寒い朝です。水抜きも厨房から奥を昨日までに済ませたのですが、上松へ引っ越すその日でないと厨房の水を抜けないのです。まだ色々片付けが残っていて、なかなかその日にならりませんね。水抜きも色々あって、部屋のポットや除湿器等も水を払ってストーブの近くに置き乾燥させないと、凍結して破損してしまうのです。随分前になるのですが、全部凍結破損させてしまった事もありました。こんなに寒くなると少しでも暖かい上松へ引っ越したいのですが、まだ時間が掛かりそうです。写真は、昨日の夕方の、西の空と東の空です。夕方と言っても４時頃ですが、すっかり陽も落ちて、駐車場等は真っ暗になっていました。もう、初冬の佇まいの赤沢です。今日の日捲りは「能ある鷹は爪を隠す」です。

朝７時　４．０８度　薄曇り（赤沢）。冷え込んだ日が２日あったけど、相変わらず暖かい日が続いています。一向に葉が落ちて来ないのですが、前出にある楢の木は１５年が１０月２５日で１４年は２８日に枯れ木になっています。赤沢全体に言えるのですが、白樺やもみじの類も葉が残っていて、堀川のおじさんも「毎日の掃き掃除が大変だよ」と溢してたくらいです。カラリと晴れる事がないから、気温も下がらず変な感じの秋になっています。写真は、昨日の去来荘です。今年は上の方から順番に赤くなって、上から段々に落葉しています。長い事紅葉を楽しめるのですが、やっぱし潔さもないと感動も薄れます。もう一枚は、赤松の紅葉です？。緑と黄緑が混じっていて、こんな所にも秋が在りました。今日の日捲りは「芸は身を助ける」です。