朝６時　９．２度　晴。今日は「春の森林浴会の日」です。雨の予報も聞こえてたけど、朝陽が出ていて「晴」ています。「参加の皆さん　良かったですね」。この会に、春秋と連続で参加している、Ｆ夫妻がいらっしゃいます。昨年の秋は御岳山噴火で中止になったけど、５回連続してるのです。赤沢の住民でさえ「奥千本」を知らないのに、この場所の素晴らしさに、心底惚れ込んでいらっしゃるようです。いつまでも続く事を願っています。写真は、フキノトウです。もう、こんなに大きくなって、花が咲いています。その横には山蕗が大きくなり始めています。もう一枚は、シシガシラです。この葉も縁が赤くなって、中心からクルクルと花の様な赤い軸が伸びていて、とても可愛らしい野草なんです。少し頂いて、付け合わせに使わせて貰っています。

朝６時　６．５度　薄曇り。相変わらず冷たい空気が漂っています。お客様も「散歩してても、寒く感じますね」なんですから。５月の後半はこんな感じの赤沢ですから、「暑い！」所からの来荘は、暖かい服装を持参して下さい。もう少し気温も上がってくれてもいいのですが、一向に暖かくなってくれませんね？。写真は、三日月です。昨夜は、三日月が１等星二つに囲まれて浮んでいました。木星ともう一つはなんだろう？。今夜も見られるといいのですが？。もう１枚は、頬杖を吐くＮＯＲAです。なにか、思い悩む事でもあるんでしょうか（笑）。私達は寒く感じてる日々ですが、ＮＯＲＡには暑くなっている様で、冷たい地面に体をくっつけて涼んでいます。

朝７時　４．９度　晴。昨夜は、首筋が「スースー」して、何度も目が覚めてしまいました。グラフを見ると、２時頃２度になっていて、気温が一番低く目が覚めても不思議ではないのですが・・・「そろそろ寒いの勘弁して欲しいけどね」。５月も、前半の暑さと後半の寒さで、きっちりと帳尻を合わせられてしまった様です。写真は、昨日の御岳山です。雪は残ってるけど、その上に灰色ぽい色が重なって見えるのは、噴煙だろうか？。一昨日の雷雨の朝、高い山は雪になったみたいで、薄っすら白くなっていたから、噴煙と混じったのかも？。もう一枚は、勿論乗鞍岳です。真冬の真っ白もいいけど、季節の移り変わりが目で確かめられる、二色もいいですよね。でも、今朝の寒さですが、折角伸び始めてるワラビに影響が出ないといいけど、「駄目だろうな？」。

朝７時　８．１度　晴。昨夜の雷雨が、嘘だったかの様に晴れ渡っています。久し振りに見る稲光の閃光に、チョットだけ「ドキッ」なんてしちゃいましたが、やっぱし雷は怖いものです。写真は、流れを写しました。二枚とも私のお気に入りの場所で、一年中眺めている場所なんですが、虹が出来るのには条件があって、堤防の上から流れていないと駄目なんです。これからの時期は、前日に大雨でも降らない限り、上からの流れは望む事が出来ません。梅雨時は水量も多いのですが、陽射しが無くて虹が出来ないのです。もう一枚は、滅多に陽が当たらない流れで、ドウダンの横にモミジがあるのですが、紅葉と流れを写したくて秋には狙ってる場所ですが、上手い事写ってくれないのです。写真て、面白いですよね。

朝６時　９．８度　晴。「スースー」する隙間風が、首筋を撫でています。自分が歳を取った所為なのか、寒い事に敏感になってる様です？。早く「今日は暑いなー」なんて言ってみたいな。写真は、昨日の山中です。降っていた雨も上がって、山は霧に包まれていました。見ていると、渦を巻く様に上空に流れて行くのです。霧が消えた跡から薄緑の新緑が現れて、如何にも春らしい景色を見せてくれました。もう一枚は、ウワミズザクラです。なんかヘンテコリンな花が木にぶら下がって、先日まで咲いていたミツバツツジと交代して、山の中を賑わせています。この木も花が咲くと分かるのですが、結構沢山あるのです。「こんなにも花があったのか？」と、次々と花が咲いている赤沢なんです。

朝６時　１４度　雨。昨夜からの雨は、まだ降り続いています。予報では「午後は晴」になっていたから、お客様も嫌な思いをしなくて済みそうです。気温も１０度を越えてくれてるのですが、雨独特の「ヒンヤリ」した空気は、１０度以下とそんなに変わりはない様に感じます。写真は、アケビの葉です。「おじさん写して」と女将から頼まれ写しました。自分が飾ったテラスの切り花ですから、見る側とは違った思い入れがあるのでしょうね。もう一枚は、シロモジの新緑です。小さくて柔らかい葉が、至る所で芽吹き始めています。この淡い色合いは、自分の好きな新緑の一つなんです。梅雨に入るまでの間、赤沢はこんな柔らかい感じの緑が続きます。

朝６時　７．５度　薄曇り。目覚めた時のこの気温は、チョットきついですね。日中は２４度と一番心地良い春を楽しめるのですが、朝夕の１０度切り、何とかならないのでしょうか。温度差が日中と１０度位なら、最高なんですが。写真は、マルバ（ベニマンサク）の新緑です。柔らかい葉が陽にキラキラ輝いていて、風が吹いても音も立てずに、葉を揺らしています。大人の葉に成長する前の、見頃のマルバです。もう一枚は、モミジ？カエデ？どっちも同じと言うから、カエデにしておきます。この葉も柔らかい葉の新緑の時を迎えています。まるで生まれたばかりの子供の手の様で、グーの手をチョキにしてるのかも知れません。この葉もアッと言う間に大人の葉になってしまいます。赤沢は今、生まれたての緑で一杯です。