長ーい日記です
今朝7時19度曇り。今朝は頂いたお手紙を紹介いたします。東京都のI様です。毎日、去来荘日記を拝見させていただくひとときが異空間へのいざない、心の平穏へと導かれ静かな気持ちにさせていただいています。そんな中、今日は初めて「去来荘の過ごし方」というタイトルが目にとまり何気なくクリック・・・。不意に涙が溢れてきました。数年前の夏に一度お世話になったことがあるので、あの日の赤沢の光景は今でもはっきりと思い浮かべる事が出来ます。無・・・・ 無であるということ・・・これがどんなにあたたかく、何ものにもかえがたい心落ち着くことであるか。でもそれに決して何も無いわけではないのです。汚いものや 必要のないものだけが無いのであって生きていく為に大切なもの(健康や心の平穏)は全て揃っているのです。何一つ欠ける事なく。「去来荘はやすらぎと生命力に満ち溢れています」たった一度、一泊二日の短い時間ではありましたが、どんなにか、心地良く過ごさせていただいたことでしょう。何もしないで、ただそこにいること、一見何の変化もない様で、その経験をしたことが時を追うごとに、どれほど助けになったことか。誰よりも一番おわかりであるお二人に何を今更、とは重々承知の上で、どうしても大将と女将さんに、そんな気持ちをお伝えしたくなりました。 東京都 I。 この手紙 掌に乗せ 目を閉じる 写真は、昨日の午後の一時です。風鈴の音と共に、爽やかな風が吹き抜けて行きました。